今更ですが、今年の手帳を買いました。
目次
初めて綴じ手帳を購入
購入したのはこちら。
「大和出版印刷 グラフィーロ・マンスリーダイアリー」です。私にとって初めての綴じ手帳になります。
これまではシステム手帳を愛用
社会人になってからはずっとシステム手帳を愛用してきました。
ブレイリオのバイブルサイズです。素材は革の宝石と呼ばれるコードバンを贅沢に使用。インナーはカーフ。豪華な素材とそこそこ丁寧な仕立てにも関わらず比較的お求めやすい価格で高コスパ。この商品自体には不満は全くありません。
なぜやめたのか？
それでもコイツを手放すことを決意したのは、購入当時と現在の環境があまりにも変わってしまったからです。特にスマートフォンの登場は衝撃的でしたね。手のひらに収まるデバイス一つでなんでもできちゃうんですから。
リフィルの入れ替えで機能をカスタマイズできるシステム手帳の役割をスマホがそのまま乗っ取ってしまい、システム手帳自体が重厚長大になってしまった、というわけです。それでも愛着はあったので使い続けてきたんですが、年々活躍の機会が減り、立派なバインダーリングに対してリフィルはスカスカ…という悲しい状態になってしまいました。
そもそも手帳って必要？
この話の流れからすると、そもそも「手帳は不要」ということになりそうなんですが、なかなかそうもいかないんですよね。スマホは画面サイズの都合上、どうしても一覧性が手帳に比べて劣ります。週間スケジュールぐらいまでならスマホでも快適に確認できますが、月間・年間スケジュールを俯瞰的に眺めるには5~6インチの画面はやっぱり厳しい。
とは言え、そのためだけにタブレットを携帯する気にもなれず…という逡巡の末、とりあえず今年一年は薄くて軽い、マンスリーのみの綴じ手帳を試してみようという結論に至りました。
「グラフィーロ・マンスリーダイアリー」を選んだ理由
以上の条件を満たす製品はいくつかありましたが、その中でグラフィーロを選んだ理由は以下の2つです。
使いやすそうなレイアウト
最大のポイントがこれ。見開き2ページで1ヶ月になっているので、予定がいっぱいあっても十分に書き込めそうな点が気に入りました。
万年筆で書ける
帯にも大きく表示されているように、この手帳に使われている紙「グラフィーロ」は万年筆で書くための紙です。今までのシステム手帳のリフィルは万年筆で書くとインクの裏抜けが酷かったのでボールペンで記入していましたが、せっかくならスケジュールも万年筆で楽しく書き込みたいと思い、非常に評判の良いグラフィーロを試すことにしました。
ネガティブな部分
もちろん良いことづくめではありません。個人的に気になる部分についても触れておきたいと思います。
ちょっと高い
36ページで1,080円というのはちょっと高いかも。
独特のフォーマット
158mm四方の正方形という珍しい形です。そのために一般的な手帳カバーを使用することができません。専用品も販売されていますが、神戸の有名な革工房「ル・ボナー」さんの製作によるもので、ちょっと私には手が出ないお値段でした。間違いなくモノは良いんでしょうが…カバーは自分で作ってみようかな。
実際の使用感等については、機会があれば後日改めて書いて見たいと思います。
新しい手帳を買うと、今年も頑張ろうって気持ちになれますね！