My Brompton

今回はブログ開設当初から書きたいと思っていた、「Brompton」についての投稿です!

What’s Brompton?

ブロンプトンはイギリス製の折り畳み自転車です。別にただ折り畳みできるだけの自転車ならいくらでもありますが、ブロンプトンがそれらと一線を画すのは「圧倒的な折り畳み性能」と「ボディに似合わぬ走行性」備えていることだと思います。

折り畳み時

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左が妻、右が私のブロンプトンです。

ご覧の通り、ほとんどホイールサイズと同等にまで折りたたむことができます。そしてサイズ以上に優れているのが折り畳み機構です。一般的な折り畳み自転車は「折り畳むこともできる」程度で、いちいち畳むのが面倒なために単なるミニベロと化すことが珍しくありません。

一方ブロンプトンは慣れれば数十秒程度で展開・折り畳みが可能なため、収納時は必ず折りたたむという方がほとんどだと思います。

展開時

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展開するとこんな感じです。ロードバイクの様に走るという目的のためだけに作られた自転車も格好いいですが、それとはまた違った格好よさを感じます。実にクラシックな佇まいで、それこそツイードジャケットにハンチングキャップを被り、足元はカントリーブーツというイギリスの田舎紳士コスプレスタイルで乗っても様になります。

そして意外なのが走行性。小径車ならではの漕ぎ出しの軽さと、小径車に似合わぬスピードと安定性。もちろんスポーツバイクに敵うはずはありませんが、こと街中で乗り回すことに関していえばブロンプトンも決して劣りません。

さらに前述の通りコンパクトに折り畳めることから輪行も楽々です。ちょっとした日帰り旅行に持ち出して、旅行先をゆる〜く流す、そんなことが簡単にできるのがブロンプトンの魅力ではないでしょうか。

意外と豊富なカスタムパーツ

と、ここまでが一般論。私がブロンプトンに入れ込んでいるもう一つの理由は「実にいじり甲斐がある」ことです。1枚目の写真に写っている2台のブロンプトンを見比べて見ると、折り畳み状態とはいえ、かなり見た目に違いがあることがお分かり頂けると思います。妻のブロンプトンはほぼノーマル状態なのに対し、私のブロンプトンはそこそこカスタムしているためです。現時点で私が手を加えている部分について以下ご紹介いたします。

グリップ

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BrooksとErgonのダブルネームモデルに変えています。純正のグリップ+Sハンドルの組み合わせで2時間ほど走行すると手のひらが痛くなってくるので堪らず交換しました。

サドル

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ハンドルに合わせてBrooks の「B15 SWALLOW TITANIUM」をセレクトしました。Brooksの革サドルの中では最も軽量なモデルです。軽さの秘訣はチタンレールを使用していること。

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これによって革という重たい素材を使いながらも、純正のサドルとほぼ変わらない重量に抑えられています。難点はお値段がかなり高いことですかね…多分私が使用しているカスタムパーツの中でこれが群を抜いて高価です。

イージーホイール

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定番カスタムの一つです。ブロンプトンはノーマルでも十分満足できる自転車ですが、ここだけは社外品に換えるという方は多いはず。カスタムに全く興味を示さない妻もここだけは交換しています。Brompficationのものを愛用中。

マッドガードローラー

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イージーホイールと同様の理由でこちらも交換しました。ローロさんで販売されているこちらを購入したのですが、これについてはちょっと後悔しています。転がりはスムーズになったのですが、ホイールが純正のものよりも薄く、設置面積が小さいため折り畳み収納時の安定性が悪化しました。いずれはまた交換したいと考えています。

フロントキャリア

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今の所フロントバッグを取り付ける予定はないので、キャリアは本来不要ですが、これを取り付けておくと折りたたんだブロンプトンをキャリー付きのスーツケースの様にゴロゴロ引いていくことができます。和田サイクルさんで購入。

ライト

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CATEYEのVOLT400をブロンプトン専用アタッチメントを使って前輪の上に設置しています。特に優れたデザインという訳ではありませんが悪目立ちもしません。光量も十分で何というか真面目なライトです。

マッドフラップ・フレームガード

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自作のマッドフラップとフレームガードです。実はこの2つは私が初めて自作した革製品で、これがきっかけとなりレザークラフトにどっぷりとハマってしまいました。今となっては見るに耐えない部分もありますが、完成した時の達成感と喜びは今でもよく覚えています。

ブロンプトンの製造国に合わせて靴の聖地ノーザンプトンに現存する最古のシューズメーカー「Tricker’s」のカントリーブーツをイメージして製作しました。

おわりに

こうして振り返って見ると、結構手を加えてきたもんだとしみじみ感じます。でも、やり尽くした感は全くなく、今後のカスタム構想は山のようにあります。それに対してお金は全くありませんけど!

ブロンプトンでのポタリングと同様に、カスタムについてもマイペースに楽しんでいきたいと思います。

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