久々の更新になってしまいました…全部モンハンワールドのせいです。
なぜモンスターを倒し、武具を強化するだけの繰り返し作業がこんなにも面白いのでしょうか。本当に不思議です。
リリース当初はハンマーメインでやってましたが、今は同程度に太刀を使用しています。遊びでランスをちょいちょい触りながら、次は自身初の遠距離武器として弓にチャレンジする予定で、現在は弓装備の素材と珠集め中…そんな感じです。
まだしばらく熱が冷めそうにありませんが、そんな中でも「これはブログに載せたい！」と思えるレザクラ工具が届いたので、久方ぶりにブログエディターを起動した次第です。
前置きが長くなりましたが、タイトルにもある通り革包丁、それも個人的には「もうこれ以上のものは無いんじゃない？」とすら思える素晴らしい革包丁に巡り会いました！
最高の革包丁 TGS001
それがこちら！
レザークラフトをされている方にはお馴染みの出版社「スタジオタッククリエイティブ」企画のもと、岐阜のナイフメーカー「G.SAKAI」が製作した革包丁「TGS001」です！
封を開けた瞬間からただならぬ予感を感じていましたが、実際に使って見て「こいつは最高だ！」と確信したので、その理由を以下ご紹介いたします。
構造が最高！
柄の挿げかたが最高です。一般的な革包丁は、柄の中心に開けた穴に刃を差し込むだけ、汚い写真で恐縮ですが…
こんな感じで挿げられていることがほとんどだと思います。そのため、使用しているうちに刃が抜けてきているのか、あるいは柄の穴が拡大しているのかはわかりませんが、「刃が少々グラつくな」と感じることがあります。これに対し、TGS001の場合は、洋包丁のように柄で刃を完全に挟みこんで、４本のピンで固定されています。
これにより、刃と柄の一体感が増し、安定して革を裁断できることに加え、革を切っている感覚がよりダイレクトに包丁を握る手に伝わるようになりました。
そしてこの柄の形状がまた見事で、本当に握りやすいんです。
鋼が最高！
この革包丁の鋼材は「ZDP189」と呼ばれるものです。
全く聞いたことがなかったので、軽くネットで調べて見たところハイス鋼と同じ粉末鋼の一種で、なんでも硬いと評判の青紙スーパーを超える強度を誇るんだとか。料理包丁やカスタムナイフでは結構使用されているようですが、革包丁でこの鋼材を使用しているものは他には見つかりませんでした。
したがって切れ味が最高！
素晴らしい構造と素晴らしい素材が組み合わさって切れないわけがありません。研がずにそのまま身近にあったタンニン鞣しの厚革をサッと撫でてみたところ、見事に両断されました。
そしてあまりの切れ味に感動して、その後意味もなくハギレをスパスパ切ってしまいましたが、切れ味が一向に落ちない！これがZDP189の実力なのか…？
圧倒的な実力を見せつけて、無事に一軍入り。今まで使っていた「ひうちや」の包丁は、最近レザークラフトに興味を持ち始めた妻に譲ることにしました。
「ある一点」を除けば、本当に非の打ち所がありません。
…お値段も最高！
そう、かなり高いんです！お値段なんと税込19,440円！
10,000円もあればかなりいい包丁が手に入る中で、これだけのお金が捻出できるかは判断が分かれる、というか出せないと判断するのが一般的だと思います。実際、どこのショップをみても取り寄せ品になっていますから、そんなに売れてないんでしょうね…
あまり情報がない中で、これほど高額かつ当たり外れのある刃物を購入するのはほとんど博打みたいなものでしたが、結果的には博打に勝てたので良かったかな。個人的には大満足です。
もしも購入を検討されている方がいらっしゃいましたら、楽天市場の「手芸倶楽部」での購入をオススメします！ほとんどのお店は定価での販売ですが、手芸倶楽部だけは送料無料・10%OFFで販売しています。
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(余談)パッケージは…！？
個人の美的感覚には差があるので断定できませんが、パッケージはダサくないか…？箱と中身のギャップがありすぎるぞ〜。