革漉き機の導入と工房化?

レザークラフターなら誰しもが一度は欲しいと思うであろう革漉き機を思い切って買いました。

革漉き機の紹介

私が購入した革漉き機がコチラです!

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メーカーについて

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ドイツのフォーチュナー製です。日本国内だとメジャーなのはニッピや西山(廃業してしまいましたが)、あとネットで情報収集したところ台湾のTAKING製をご利用の方が結構いらっしゃるようですね。結構一生懸命調べたつもりですが、このタイプのフォーチュナーの革漉き機を使っている人の情報は見つけられませんでした。

選んだ理由

何故情報の少ない機種をわざわざ選んだのか?その理由は3つです。

  1. 安かった

    これが一番の理由。ネットオークションで破格で出品されていました。

  2. 互換性

    いくつかのメーカーがこのタイプの革漉き機を製造していますが、多くのパーツがメーカーに関係なく使用できるようです。実際に私の革漉き機にもニッピ純正のパーツを使用することができます。何か規格があるのでしょうか?
    メンテナンスパーツが容易に入手できるなら別に外国製でも構わないと判断しました。

  3. 国内に代理店がある&会社が存続している

    一応日本国内に総代理店があるようです。あまりアテにしてはいませんが。
    また、前述の西山のように廃業・撤退してしまったメーカーも少なくないようですが、フォーチュナーは現在も健在です。

  4. イメージ?

    なんかドイツ製っていいイメージありませんか?ベンツ然りロレックス然り、真面目な工業製品を作っている印象があります。(※個人の感想です
    (後で「思いっきりスイス時計じゃないか!」と気づきました。ドイツ時計…ランゲ&ゾーネはもはや芸術品だし、グラスヒュッテオリジナルもちょっとイメージが違うか。クロノスイスとかシャウアー辺りが適当?)

で、どうだったの?

買ってよかった、マジで。

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遊び半分で適当な端切れを適当に漉いてみたんですが、あまりにも簡単に素早く、しかも綺麗に漉けたのでビックリした。革包丁の手漉きだと非常に苦労する繊維ユルユルのこんな革でもあっさり。これはもう手漉きに戻れませんわ…

ご注意

ここまで書いておきながら今更なんですが、私のようにオークションで中古の革漉き機を購入することはオススメできません!これは色んなところで色んな方がおっしゃっています。

革漉き機はコンマ数ミリの厚みを調整するための繊細な機械です。そんな繊細な機械を、どこでどんな使われ方をしてきたのか、メンテナンスがちゃんとされているのかどうかがわからない状態で購入するのは非常にリスキーです。実物を触って、納得した上て購入することが言うまでもなくベストです。

たとえジャンク品でも一から完全に修理できるぜ!という方や、とにかく金が無い…リスクを承知で勝負!という博打好きの方以外はやめておきましょう。私?もちろん後者ですよ。

最後に

参考書

取説がついていなかったのでこの本を買ってみました。

本当に校正してんのか?ってレベルの誤字・脱字のオンパレード…スタジオタックの本ってなんでいつもこうなんだろう?

ただ、内容はまあ良かった。これが無かったら漉き機の調整方法が全くわからなかった。説明書がわりに持っておくと安心できると思います。

物置から工房へ

漉き機の導入を契機に物置部屋を整理してみました。

Before

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After

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ちょっといい感じになったかな?

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